2010年11月15日月曜日

20101114 大宮Y-浦和Y@秋葉の森

折角見てきたので感想的なものでも書いておこうかなと。

Jユースカップのグループリーグでの試合。状況的には大宮の方は首位争いをする一方浦和は不調でここで負けると終戦という状態。

メモとか取りながら見たわけじゃないんでそれなりにテキトウです。あと基本大宮視点なんで浦和の方はそんなにちゃんと見てなかったり。そんな感じ。

 

 

結果は2-0で大宮Yの勝利。でも内容的には浦和の方が優勢だった印象。支配率もシュート数も浦和の方が上だったと思う。支配しててさらにそこそこ崩せてもいるんだけど大宮の最終ラインの粘りとGKの好守備、浦和のシュート精度の問題なんかで結局点を獲れず。大宮は少ないながらもセットプレイやカウンターで決定機を作ってそれを確実に決めた感じ。

 

それぞれの攻守の印象でも。

まず大宮。攻撃は基本カウンター気味。浦和の2列目あたりからのプレスがかなり利いていてCMFの2人があまり組み立てなんかは出来てなかった。それで支配率も下がった感じ。で攻撃はサイドからが中心。右MFの16番が特に前半はキレててボール持てばほぼ確実に突破してクロス、シュートまでいくっていう感じだった。先制点はその突破から得たCK。ちなみにその時のキッカーも16番。2点目は実はよく憶えてないけど7番が中央あたりからドリブルでするする進入してきてそのまま決めてたはず。でも中央のドリブル突破ってこの時くらいだったんじゃないかな。基本サイド攻撃だった。9番のポストもそれなりに利いていて、そこに収まってから右に出して16番が突破ってのがひとつのパターンになってた。左は4番のSBの選手が結構ドリブルを仕掛けてそこそこ抜いたり止められたり。

守備の方はあんまり激しいプレスをかけずにバイタルあたりまで2列目が下がっていきそこでDFラインと一緒に守るって感じ。プレスが掛けれないのか、そういう作戦なのかは不明。ただ浦和の中盤は大宮より上だったのは確か。粘り強く守るけど結構突破されたりクロス上げられたりはする。でも中で8番の長身CBがかなり跳ね返してて、さらにはGKの1番が決定機を相当止めてた。

 

浦和の攻撃は大宮より機能していて支配してるけど持たされてるというのではなかったと思う。前述の大宮の守備のせいでバイタルあたりまではそこそこ簡単にいけて、まあそこで多少は詰まるんだけどドリブルやら連携やらで結構突破するシーンはあった。ただシュート精度や前線のフィジカル面の差(全体的に大宮に比べて浦和は小柄だった印象)でゴールは割れなかった。目立ってたのは17番と5番かなあ。ドリブル突破というか間を抜けていくのが上手かったって印象。

守備は2列目あたりからのプレスをハーフラインより前から掛けていて大宮にまともにボール運びをさせてなかった。ただそこを抜けられると若干弱いかなあという印象。まあDFラインが跳ね返したりするシーンってのがそう多くはなかったからなんともいえないのと前述の体格差によるものかもしれない。あとGKはGKにしちゃ小柄だなーって印象だった。

 

全体的にみると中盤は浦和のが勝ってたけど他は大宮の方が上だったかなあと。浦和のFWはあんまり記憶にない。勝敗に関しちゃ大宮GKが凄かったから大宮が勝ったってことだと思う。
 
 
そんなところだけど同じ日にテレビで選手権の県予選もちょろっと見た。あんまりちゃんと見なかったけどこの試合と比べるとスペースがあるというか選手の密度が随分違うなという印象を受けた。ただ試合会場の大きさの差のような気もしたけど。秋葉の森よりはNACKのがでかいよね?